
場所は羅臼市街地ではなくて標津寄りの峯浜地区、旧植別小学校の校舎を利用しています。
なので、中の展示室は教室そのまま。
展示資料は斜里の知床博物館と同じ、歴史のある町です。
縄文、続縄文、オホーツク、トビニタイ、擦文、アイヌと続く資料が揃っています。
ん、トビニタイ(文化)?
私が“トビニタイ”についてここで書くのは初めて、満を持しての登場です。
名前だけ見るとまるでロシア発祥の文化みたいな感じですね。
これは羅臼町飛仁帯(とびにたい・今の海岸町)で発掘された独自の文化で、
オホーツク文化と擦文文化が融合して成立した知床周辺などで見られます。
それだけこの一帯は、古くから人々が活発に活動していた証拠です。
今はとても不便な地とされている知床半島ですが古代は北方文化の中心地だったのですね。
それを知るだけでもここを見学する価値があろうというもの。
それからもちろん自然、歴史、生活、産業などの展示もあります。
羅臼の中心産業は漁業、展示を観てみるとその魚種はときによりかなり変遷があった模様。
ですが羅臼の漁民はそれに対応し漁業を続けてきました。
魚種によって漁具や漁法は違うだろうにねぇ。
それから町内の洞窟に自生している「ひかりごけ」。
館内には実物が展示されているので是非ご覧ください。
*羅臼町郷土資料館
住 所:目梨郡羅臼町峯浜町307-1
見学時間:9:00~17:00
入 館 料:無料
休 館 日:土日祝日、年末年始、7月~9月中旬は無休